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『絶唱母を呼ぶ歌 鳥よ翼をかして』(ぜっしょうははをよぶうた とりよつばさをかして)は、1985年(昭和60年)に公開された日本映画。北朝鮮への帰還事業で朝鮮人の夫とともに北朝鮮に渡った日本人妻などの日本人は数千人にもなるが、誰も帰国できなかった。この問題をテーマとした映画である。 地方自治体の後援を取り付けて各地で上映会を開き、券は統一教会/統一協会員が「アフリカ難民募金」を称するインチキ募金などとセットにして売り歩いた〔『わたしは"洗脳"された』pp.138-142「アカデミーの顔」。〕。 == 背景 == 1981年(昭和56年)の半ばまでに朝鮮人に随伴して北朝鮮へ渡航した日本人は6,673人、このうち朝鮮人の妻として渡航したいわゆる日本人妻は1,828人(日本国籍は離脱していない)とされ、これらの人たちが一度も里帰りしていなかった。 日本政府は、日本に在留する朝鮮半島出身者に対して、人道的観点に立って、昭和40年(1965年)から親族訪問や墓参を目的とする北朝鮮への渡航を認め、昭和55年(1980年)中だけでも3,249人、56年は6月末までに1,500人の者に、親族訪問等を目的とする北朝鮮への渡航、いわゆる里帰りを認めたが、日本人妻が一人も里帰りできなかった。 事務レベルで朝鮮総連の幹部に対して、日本人妻の里帰りを要望したが、これに対する朝鮮総連側の応答は、 #日本人妻は北朝鮮に入国すれば、そのときに北朝鮮の国籍を取得し、日本国籍を喪失するので、この問題はもっぱら北朝鮮の国内問題であって、日本政府からとやかく言われる筋合いのものではない。 #日本人妻と言われる人たちはすべて幸せな生活を送っており、里帰りを希望する者は一人もいない。 しかし、日本の国籍法上、これら日本人妻が日本国籍離脱の手続をとらない限り、単に北朝鮮に上陸しただけでは日本国籍を喪失せず、日本国籍を保有していることは明らかだった。また、日本人妻たちから日本の親族に送られてくる手紙などから、この人たちが望郷の念に駆られ、一日も早い里帰りの実現を熱望していることが十分にくみ取れた。このように日本が在日朝鮮人の北朝鮮への訪問について人道的な配慮をしていたにもかかわらず、北朝鮮当局が、日本人妻の里帰りを認めなかった。 〔昭和56年(1981年)10月13日、衆議院、行財政改革に関する特別委員会における奥野法務大臣発言 〕 その後も帰国したものはごく僅かであり、他のものはどこに住んでいるのか安否の確認もできていない。〔大阪市会議員木下よしのぶサイト 〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「絶唱母を呼ぶ歌 鳥よ翼をかして」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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